最近のこども達には偏食が多く見られます。
好きな物は食べるけど、食べにくい物(野菜・豆・魚・昆布など)は嫌がる傾向が多いようです。
しかし、これらはこども達の成長に大切な物ばかり─。
少しづつでいいから食べさせたいところです。
家庭ではなかなか食べないものでも、幼稚園で友達や先生と一緒だと挑戦したくなる気持ちも
生まれやすくなってきます。
幼児期の食べ物がこどもの成長段階で非常に重要と考え、料理研究家、『村田ナホ先生』に
献立の調理指導や、食のアドバイスをいただいております。(やまざと幼稚園は除く)
村田先生の豊富な経験をもとに、地場の食材を多く取り入れ、苦手なものでもおいしく食べられるように
献立の工夫をしています。
また、完全給食※にはせずに、週に一度、お弁当持参の日を取り入れ“家庭の味”を
こどもに伝えることも大切だと考えております。
教育はもとより『食育』も当学園の育成カリキュラムの一つなのです。
※帯広第二ひまわり幼稚園は、保護者様のご要望に応える為、完全給食制にしております。
村田ナホ先生から一言
今のこども達は加工食品の味に慣れすぎてしまっていますから、小さい時から良い素材にふれてもらい、
本物の味を知って欲しいですね。
村田ナホ先生のご紹介
村田先生は長年にわたり家庭科の先生をされ、こども達の健康を考えた食生活の大切さを研究されています。
また、定年退職後、元社会科教師の夫、歩さんとともに『子ども料理教室』を開いています。その中で、
料理をする楽しさと料理にちなんだ社会科の学習をすすめ、生活の知恵を学ぶ場をつくっています。
今まで多くの小学生が料理教室に通っており、現在も約150名の小学生が料理教室に通っています。
村田栄養と料理研究所所長。
管理栄養士、生活改良普及員資格など保有されています。
女子栄養大学生涯学習講師、帯広南商業高等学校家庭科教諭として勤務されました。
現在は、「ぼくとわたしのたのしいクッキング」教室講師、NHK文化教室料理講師、
帯広コンピューター福祉専門学校講師、十勝郷土料理研究会会長。