みどり学園の『一人ひとりを大切にする保育』
大人はこどもにいつも何かを教えたいと思っていますが、こどもが「教えられている」と感じる時はそれが伝わらず、こどもが「遊んでいる」と感じている時のみ、その子のものになっていきます。
こどもは仲間の中に入り遊びながら考えたり、手や体を使ったり、空想・想像したり、言葉を駆使したりして人間関係を作っていきます。
つまり、
子どもには一人ひとりにしっかりとした個性があります。 我が子の個性を伸ばしたいと考えながらも、みんなと同じ、みんなと一緒を求めます。 子どもの成長・感性は、みんなと一緒ではありません。子どもの見る視点もそれぞれです。 一人ひとりちがっていいのです。
子ども達が初めて過ごす幼稚園という場で、自分と自分以外を知る入り口として、子ども一人ひとりにマークがあります。 マークは、幼稚園全園児違う自分だけのマークです。 園児も先生も一人ひとりが違ったマークを持っています。字が読める、読めないに関係なく、子ども達が図形(視覚)でわかるような仕組みを取り入れています。 発達の差を感じさせないことは、子どもの自信につながりますので、みんなが対等な関係を築けるように、また、自分と違うことが自然と理解できるように考えプログラムを構成しています。